INFO

基本情報

氏    名: 田中 隆一 <たなか りゅういち>

回卒(卒年): 37回卒(平成2年卒)

職    業: 弁護士(福岡県弁護士会所属)

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PROFILE

卒後略歴

平成 7年 福岡大学法学部法律学科卒業

平成18年 福岡大学法科大学院卒業 司法試験合格

平成19年 最高裁判所司法研修所修了 / 弁護士登録(福岡県弁護士会所属) / 福岡大学法科大学院アカデミックアドバイザー就任

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ー 学生時代の思い出

私は,片道2時間近くかけて学校に通っていたので,通学するので精一杯でした。三年生になったばかりの頃,体調がすぐれず学校を休みがちになった時期がありましたが,担任の和田先生に度々激励していただき,何とか卒業することができました。親身になって面倒をみていただいたことを,今も感謝しています。先生方は,とにかく規律には厳しかったですが,情に厚い方ばかりでした。授業は,先生ごとに個性が強く表れていて,今でもよく覚えています。ご自身の高校時代の体験談を話してくださる先生が多く,励みになりました。

 

ー 大濠高校卒業後

福岡大学へ進学した当初は教職を目指していましたが,大学で法律を学ぶうちに法曹を志すようになりました。大学を卒業した後,紆余曲折ありましたが,福岡大学法科大学院を経て法曹資格を得ることが出来ました。福岡大学には,高校から大学院まで一貫して指導していただいたことになります。

 

ー 弁護士の仕事

弁護士というと,裁判ばかりやっているように思われがちですが,実際は違います。弁護士によって割合に差はありますが,裁判で決着を図ることより,裁判外で紛争を収めることの方がはるかに多いです。弁護士は,依頼者にとって最善の解決方法を示す責任があります。そして,裁判は,依頼者にとって,時間的,経済的,心理的に大きな負担になるのです。もちろん裁判手続をとらざるを得ない場合もありますが,弁護士は,裁判手続に入った後も裁判外の解決を模索し続けます。ときには創造的に解決方法を編み出していかねばなりません。そのためには,幅広い分野の知識をもち,かつ,その知識を最新のものに更新し続けることが必要です。本当に大変な仕事ですが,依頼者の将来を左右する大切な仕事で,非常にやりがいがあります。

 

ー 今後の活動

私が弁護士として活動できるようになったのは,高校,大学,大学院のすべての課程で,すばらしい先生方に導いていただいたおかげです。今後は,福岡大学に恩返しをしていきたいと思っています。

弁護士としては,幅広い案件に対応できるよう日々研鑽を積み,地域社会に貢献する活動をしていきたいと思っています。

 

ー 在 校 生 へ

 現状に満足すると人間の成長は止まります。我以外皆我師,常に謙虚な気持ちで前進を続けてください。

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